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【映画】君たちはどう生きるか 感想

君たちはどう生きるか、映画見てきました。

 

以下感想。ネタバレ注意。記憶違いあるかもしれません。

前評判、微妙という声も多かったですが、面白かったです。

宮崎駿ワールド全開という感じでした。

継母や、環境になじめない主人公が、パラレルワールドで成長していくかんは千と千尋の神隠しぽかったです。

主人公のお父さん、おそらく軍需工場を経営していて、経済的には恵まれているのだけれども、家庭的には、複雑で、大変な主人公という設定。

いろいろ伏線が多い気もしていて、1回で消化できたかどうかはあやしかったです。

気づいたら、パラレルワールドに入っていくというのは、千と千尋の神隠しでもあったように、宮崎作品の特徴だったのかなとも思いました。

 

あとは継母の描写、パラレルワールドでも、お父さんの好きな人を守りたいと、間接的な表現をしていたのが、最後、お母さんと呼び名が変わっているところなどは、

共通テストの国語だったら絶対設問に絡むよなと思ってました。

 

あとは主人公の継母が実の母の妹であることを暗示するセリフも現実世界、パラレルワールドでもありそこが何を意味しているのかも考えられさせました。

けがをさせてしまって、お姉さんに申し訳ない。ここ唐突にお姉さんが出てきてびっくりしていたのですが、最後伏線回収であっとなりました。

 

アオサギが、なにを象徴しているのか最後まで、わかりませんでした。

最初敵キャラだと思ったら、実はそうでもなくて、敵対味方の2項対立を嫌っているのかなとも思いました。友達を作りますといったシーン、アオサギが含まれているのが象徴的でした。

 

 

 

 

あとは大叔父が宮崎駿さん自身なのかというネットの考察、私もそうなんじゃないか、世代交代を暗示しているのではないかと感じました。

 

あとはやたら主人公がトイレに行くシーンが多かったのも気になりました。

排泄をどうとらえているのか、

 

パラレルワールドのモチーフ、やたら悪意のない世界が強調されていてこれは何を指しているのだろうと考えさせられました。積み木がすべて単純な幾何学なので、これもなにかを象徴しているのでしょうか。悪意のない世界も実は、独裁的な世界で本当の意味でユートピアなんてないということを示したかったのでしょうか。。。

悪意のない世界と追になっている現実世界は、当時戦争中で、、、

人と人が争っている、ひともどんどん死んでいる。それでも、主人公が、現実世界で生きる覚悟を固めたところはなんかすごく考えさせられました。